とんかつに付いて何時か書いてみたいと思っておりました。
誰にでも思い出の食べ物はあるはずですが、私の場合はとんかつもそのひとつです。 初めて食べた時のことは良く覚えていませんが、若い頃、富山へ行くことが多くて途中の国道端にあった孫七食堂で何時もお昼を食べました。 その店のメニューの一つがとんかつ定食、立ち寄った度に頼んだものです。 肉は柔らかくて大振りで、肉の端に脂の部分があってそれが香ばしくて、その時初めて肉は脂が美味しいと思ったものです。 もちろん高山市にも普通に美味しい店はあるのですが、あの孫七のとんかつほどの美味しさは感じられませんでした。 「でした」・・・そうなのです。 孫七はもう何年も前に廃業されていてもう食べることは出来ません。 そしてもう一軒、長野県の上山田町で食べたとんかつ、何と言う店だったかは忘れてしまいましたが、 グーグルアースのストリートビューで探してももう店はありません。 あの時(40年近く前)でも高齢のご夫婦だったので当然のことかも知れませんね。 その店のとんかつはロース肉の脂身をすっかり削って揚げてあり、それが売りだと仰っていました。 それでいて肉にはしっかり脂身を感じさせる味がしました。 揚げ方の工夫もあったように思います。 どちらも記憶に残る美味しさ・・・美味しい店は廃業の運命、廃業されてしまったので美味しさが惜しく感じられるのか・・・ そんなことを思いながら揚げてみました。 もちろん思い出の味には遠く及びません。
by sikisai03
| 2017-09-01 00:03
| たかが男の料理
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