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 ダケカンバで標高を知る

 登山の際に標高の目安となる植物は色々ですが、白樺の林は大体1.000m~m1.500m辺りまでで、
 その上はダケカンバの林になります。
 1.500mで白樺とバトンタッチしてその上森林限界辺りまではダケカンバとなります。
 もちろんダケカンバばかりでは無く針葉樹ではコメツガやオオシラビソ、トウヒなどの針葉樹林帯ともなるのですが・・・
 山登りの途中で白樺が見えて来たら1.000m、ダケカンバが見えるようになれば1.500m辺りと推測して大丈夫です。
 しかし緯度によっても誤差があるので注意が必要です。
 中部山岳では乗鞍岳辺りでは大凡この法則が当て嵌りますよ。
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     ↑ ダケカンバの林 標高1.600m

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     ↑ 左奥に一本だけ白樺が見えます。

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    ↑ ダケカンバの樹皮は捲れやすく脆いです。

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     ↑ 此処の林も白樺が混じっています。 標高1.500m

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     ↑ 両種のツーショット、左が白樺で右はダケカンバです。
       樹肌の色が違うのが判ると思います。
by sikisai03 | 2015-11-16 00:03 | 山歩き
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