乗鞍の高山植物 18

 タカネナナカマド ウラジロナナカマド ミネヤナギ

 今回は木本の3種です。
 下界であれば大きく育つ木なのですが、栄養分の少ない過酷な環境ではなかなか大きくなれません。
 ナナカマドも街路樹だと大きくなりますよね、
 また柳は成長も早くもっと高木になります。
 根を下ろした環境に依って・・・と言うと生まれて来た我々人間の家庭環境にも似ているような気がします(笑)

 ※ しばらくの間、コメント欄を閉じさせて頂きたいと思いますのでよろしくお願い致します。m(__)m

f0290971_170493.jpg

f0290971_1701562.jpg

     ↑ 以上2枚はタカネナナカマド

 乗鞍では平湯峠から登るに従って3種のナナカマドが自生しています。
 峠付近から下にはミヤマナナカマドが、標高を稼ぐによってウラジロナナカマド、そしてタカネナナカマドと見られるようになります。
 このタカネナナカマドは葉の表に艶があり、縁の鋸状も全体に切れ込みます。
 畳平から山頂へと向かう横手道の道下などでは見下ろすので良く観察が出来ます。

f0290971_1703150.jpg

f0290971_1704863.jpg

f0290971_1705879.jpg

     ↑ 以上3枚はウラジロナナカマド

 桔梗ヶ原や畳平周辺で一番多く見られるナナカマドはこれです。
 葉はタカネナナカマドに比べて少し青白っぽく見え艶はありません。
 葉の縁にあるギザギザも半分から先で、タカネナナカマドのように全体ではありません。

f0290971_1711925.jpg

f0290971_1713088.jpg

     ↑ 以上2枚はミネヤナギです。

 本州の中部高山帯から北海道にかけて分布するミネヤナギは乗鞍ではせいぜい50~60cmの小潅木となってしまいます。
 葉っぱを見れば「なるほど柳だ」と納得されると思いますが、ネコヤナギも無く遠目だと何の木か判らない時もあるようです。
 秋になると黄色に黄葉した様子が美しいですよ。
[PR]
# by sikisai03 | 2017-08-24 00:03 | 乗鞍の高山植物

 ライチョウの親子

 高山植物のご案内も佳境へと入って来ましたが、ここでまた一息入れたいと思います。

 今回の乗鞍の散策にあたって目的の一つはライチョウの観察でした。
 ライチョウは乗鞍では現在100羽程度が生息していると言われています。
 天気の良い日はハイマツの中などに隠れているためなかなか見ることが出来ないので、
 せっかく訪れても見られないで帰る人も多いです。
 私は過去に何度と無く観察していたので、出て来そうな場所は心得ているつもりですが、上手く見られるか心配でもありました。
 花を撮りながら探して歩いたのですが、その結果何とか2ヵ所で親子連れに遭遇することが出来ました。
 春先の縄張りを誇張する雄の勇姿も良いですが、雛を連れた雌たちもほのぼのとして良いものです。

 ※ 動画も用意してありますのでMoreよりご覧ください。 
f0290971_18235838.jpg

f0290971_18241170.jpg

f0290971_1824242.jpg

f0290971_18243311.jpg

f0290971_18244433.jpg

f0290971_18245690.jpg

f0290971_1825548.jpg

f0290971_18251938.jpg


More 動画はこちらにあります。
[PR]
# by sikisai03 | 2017-08-23 00:03 | 自然の仲間たち

 乗鞍の高山植物 17

 シラタマノキ ミヤマハタザオ シコタンハコベ

 今回の3種は案外標高の低い場所でも見られる花たちです。
 いずれも飛騨では標高が1200m辺りの山間地でも見られることから高山植物と言うには少しおこがましいかも?
 それでも標高が2500mを超えても咲いているので一応チェックして来ました。
f0290971_16525222.jpg

f0290971_1653548.jpg

f0290971_16531563.jpg

     ↑ 以上3枚はシラタマノキ

 秋になると白いまん丸の実を付けるシラタマノキ、その実故の名前です。
 実と言っても実はガクが発達したもので完全な実ではありません。
 潰すとサロメチールの爽やかな香りがします。
 乗鞍の山麓の五色が原や御岳山麓の濁河辺りでも見ることが出来ます。
 今回はまだ蕾なので実の様子はこちらでご覧ください。

f0290971_16533614.jpg

f0290971_16535069.jpg

f0290971_1654246.jpg

     ↑ 以上3枚はミヤマハタザオ

 アブラナ科の山野草も色々ありますが、その中では標高の高い所を好みます。
 乗鞍にはこれに良く似たハタザオ類ではウメハタザオがありますが、
 そちらはスカイラインの途中の猫岳から土俵ヶ原に多く見られます。

f0290971_1655156.jpg

f0290971_16551755.jpg

f0290971_16553111.jpg

     ↑ 以上3枚はシコタンハコベです。

 多分、一番最初の四季彩日記に載せたと思いますが、その時は平湯の白谷に自生しているものでした。
 飛騨では案外珍しい北方系の植物で、他ではあまり見たことがありません。
 今回のものは桔梗ヶ原にあったものですが株も少なかったです。
[PR]
# by sikisai03 | 2017-08-22 00:03 | 乗鞍の高山植物