カテゴリ:乗鞍の高山植物( 21 )

 乗鞍の高山植物 21

 ミヤマアカバナ シナノヒメクワガタ

 さていよいよ今回の乗鞍の高山植物シリーズも最後となりました。
 約60種ほどを羅列して参りましたが、この数は乗鞍で見られる約半分です。
 標高を変えて季節を変えて訪れたならもっともっと色々な植物が楽しめる乗鞍は、花の宝庫とも言えますね。
 今日は残りの2種です。

 ※ しばらくの間、コメント欄を閉じさせて頂きたいと思いますのでよろしくお願い致します。m(__)m

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     ↑ 以上3枚はミヤマアカバナ

 花の丈も花自体も小さいので見落とし勝ちなミヤマアカバナ、礫地の少し大きな石の間や石積みの隙間などを好んで根を下ろします。
 従って構造物の近くなどでは簡単に見ることが出来る植物です。

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     ↑ 以上3枚はシナノヒメクワガタ

 ミヤマアカバナ同様にこれもまた小さな花です。
 薄紫色のスッキリとした花弁はワスレナグサを思わせるような色ですが、そのためか清涼感すら感じます。
 分布的には珍しく赤石山脈や木曽山脈に分布するヒメクワガタの変種とされているので、
 飛騨山脈との隔離的、成立年代的にも起因するようで興味がある種です。
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by sikisai03 | 2017-08-27 00:03 | 乗鞍の高山植物 | Comments(0)

 乗鞍の高山植物 20

 ジムカデ ミツバオウレン 白花のイワギキョウ

 大詰めとなって来ました乗鞍の高山植物、「もう飽きたよ~」との声が聞こえて来そうですがもう1、2回ご辛抱ください。
 今回もレアなものを含めてご案内いたします。
 尚、このシリーズでの解説はろくに調べもせず頭の中にある事柄のみで書いています。
 従って思い違いなど間違いもひょっとするとあるかも知れません。
 鵜呑みにしないであくまでも”参考”と言うことでお願いします。

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     ↑ 以上4枚はジムカデ

 今回、写真の撮るのに苦労した種類のひとつです。
 乗鞍のあちこち歩き回れば見られるジムカデも畳平の周辺では極めて稀なのです。
 環境パトロールの方に、今見られる場所を聞いたのですが、おそらく花の時期が終わっていたのでしょう、気が付きませんでした。
 仕方が無いので少し足を延ばしたら何とか見られる花があり、無事に被写体として収めることが出来ました。
 ムカデの足に見立てた葉っぱですが、立ち上がったムカデの頭には可愛い花が咲くものですね。

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     ↑ 以上3枚ミツバオウレン

 これもまたハイマツや他の背丈の高い植物に隠れるように咲く小さな花なので探すのも大変です。
 前出のコガネイチゴに似ていますが、花弁の幅が広いこと、
 また葉の数が名前のように3枚であることなどで区別が出来ます。

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     ↑ 以上4枚は白花のイワギキョウです。

 乗鞍の高山植物の中には突然変異のアルビノである白花が見られます。
 コマクサの白花は先日記事にしたので記憶も新らしいかと思います。
 他にはヨツバシオガマも白花があるのですが、今回は出会うことが出来ませんでした。
 そしてもう一種はこのイワギキョウ、私が乗鞍で働いていた15年ほど前に桔梗ヶ原でも見付けました。
 写真の場所は違いますが今でも健在だったことは喜ばしいことです。
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by sikisai03 | 2017-08-26 00:03 | 乗鞍の高山植物 | Comments(0)

 乗鞍の高山植物 19

 ハイマツ トウヤクリンドウ ミヤマホタルイ

 前回の地味な植物のついでにもう少し・・・
 トウヤクリンドウに付いてはこの時にまだ開花していなかったので花を写すことが出来ませんでしたが、
 多少緑が勝った白いリンドウでなかなか風情を感じます。
 それに比べハイマツやミヤマホタルイは花こそ咲いていましたが、あまり存在感を示すほどではないですね。

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     ↑ 以上4枚はハイマツ

 乗鞍はハイマツの生育に適していると言われていますが、さすがハイマツの群落は目を見張ります。
 特に桔梗ヶ原(最初の写真)は随一でしょう。
 痩せた土地で雪や強風などの悪条件から大きくなれないで、這うように伸びることからハイマツの名が付きました。
 見た通りの針葉樹の樹木ですが、写真の3枚目のような花も咲きます。
 そして花はやがて松ぼっくりになりますが、これが野鳥のホシガラスの好物なのです。

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     ↑ 以上2枚はトウヤクリンドウ

 一番標高の高い所に生育するリンドウのトウヤクリンドウ、
 名前の「トウヤク」はその苦さから漢方薬の”当薬”から来ています。
 センブリと同じリンドウ科なので苦いことは頷づけますね。
 長野県の民間薬に百草と言う苦い薬がありますが、そんな苦さなのでは?と想像します。

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     ↑ 以上4枚はミヤマホタルイです。

 畳平のお花畑に一面に茂るミヤマホタルイ、ご存知畳表にするイグサの仲間です。
 イグサもこんな高地では丈も短くて用を足しません。
 花と言っても地味なもので、良く見ると茎の途中から咲いています。
 線香花火のような花が私は案外気に入っているのですが、足を停める人は少ないようです。
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by sikisai03 | 2017-08-25 00:03 | 乗鞍の高山植物 | Comments(0)

 乗鞍の高山植物 18

 タカネナナカマド ウラジロナナカマド ミネヤナギ

 今回は木本の3種です。
 下界であれば大きく育つ木なのですが、栄養分の少ない過酷な環境ではなかなか大きくなれません。
 ナナカマドも街路樹だと大きくなりますよね、
 また柳は成長も早くもっと高木になります。
 根を下ろした環境に依って・・・と言うと生まれて来た我々人間の家庭環境にも似ているような気がします(笑)

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     ↑ 以上2枚はタカネナナカマド

 乗鞍では平湯峠から登るに従って3種のナナカマドが自生しています。
 峠付近から下にはミヤマナナカマドが、標高を稼ぐによってウラジロナナカマド、そしてタカネナナカマドと見られるようになります。
 このタカネナナカマドは葉の表に艶があり、縁の鋸状も全体に切れ込みます。
 畳平から山頂へと向かう横手道の道下などでは見下ろすので良く観察が出来ます。

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     ↑ 以上3枚はウラジロナナカマド

 桔梗ヶ原や畳平周辺で一番多く見られるナナカマドはこれです。
 葉はタカネナナカマドに比べて少し青白っぽく見え艶はありません。
 葉の縁にあるギザギザも半分から先で、タカネナナカマドのように全体ではありません。

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     ↑ 以上2枚はミネヤナギです。

 本州の中部高山帯から北海道にかけて分布するミネヤナギは乗鞍ではせいぜい50~60cmの小潅木となってしまいます。
 葉っぱを見れば「なるほど柳だ」と納得されると思いますが、ネコヤナギも無く遠目だと何の木か判らない時もあるようです。
 秋になると黄色に黄葉した様子が美しいですよ。
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by sikisai03 | 2017-08-24 00:03 | 乗鞍の高山植物 | Comments(0)

 乗鞍の高山植物 17

 シラタマノキ ミヤマハタザオ シコタンハコベ

 今回の3種は案外標高の低い場所でも見られる花たちです。
 いずれも飛騨では標高が1200m辺りの山間地でも見られることから高山植物と言うには少しおこがましいかも?
 それでも標高が2500mを超えても咲いているので一応チェックして来ました。
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     ↑ 以上3枚はシラタマノキ

 秋になると白いまん丸の実を付けるシラタマノキ、その実故の名前です。
 実と言っても実はガクが発達したもので完全な実ではありません。
 潰すとサロメチールの爽やかな香りがします。
 乗鞍の山麓の五色が原や御岳山麓の濁河辺りでも見ることが出来ます。
 今回はまだ蕾なので実の様子はこちらでご覧ください。

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     ↑ 以上3枚はミヤマハタザオ

 アブラナ科の山野草も色々ありますが、その中では標高の高い所を好みます。
 乗鞍にはこれに良く似たハタザオ類ではウメハタザオがありますが、
 そちらはスカイラインの途中の猫岳から土俵ヶ原に多く見られます。

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     ↑ 以上3枚はシコタンハコベです。

 多分、一番最初の四季彩日記に載せたと思いますが、その時は平湯の白谷に自生しているものでした。
 飛騨では案外珍しい北方系の植物で、他ではあまり見たことがありません。
 今回のものは桔梗ヶ原にあったものですが株も少なかったです。
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by sikisai03 | 2017-08-22 00:03 | 乗鞍の高山植物 | Comments(6)

 乗鞍の高山植物 16

 イワウメ コガネイチゴ コウメバチソウ

 目ぼしい種類から順番に載せている訳でもないですが今回もちょっと地味な花の記事です。
 時には見過ごしてしまいそうな花ですが、それでも良く見ると健気に咲いてかわいいものですね。
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     ↑ 以上1枚はイワウメ

 イワウメの開花は早く、雪が解けたら直ぐにでも咲いて来ます。
 そのためこの時期ではほとんど終わっているため花の写真はこれ1枚しか撮ることが出来ませんでした。
 普通であればこの葉っぱのマット上にいくつかの花を咲かせるのですが、1輪だけと寂しかったです。

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     ↑ 以上2枚はコガネイチゴ

 良く似た花にミツバオウレンがありますが、それより花弁が細長く、葉の数も4~5枚と多いので3枚のミツバオウレンとは区別が簡単です。
 夏の終わりには実を付けるのですが、その実はと言うと粒も少なく疎らでイチゴらしい実ではありません。
 それでもちゃんと種を持っているから強いものです。

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     ↑ 以上4枚はコウメバチソウです。

 これも平地のウメバチソウの高山タイプなので背丈もせいぜい15cmほどと小さいです。
 梅鉢といえば紋所、上から花を見るとちゃんとご紋に見えますね。 
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by sikisai03 | 2017-08-21 00:03 | 乗鞍の高山植物 | Comments(14)

 乗鞍の高山植物 15

 ベニバナイチゴ ゴゼンタチバナ ミヤマクロスゲ

 乗鞍の高山植物も垂直分布があって標高2000m辺りから徐々に高度を増す毎に見られる花も変わって行きます。
 森林限界を過ぎてハイマツの域になるとそこ此処に高山植物らしい顔が出揃って来て目を楽しませてくれます。
 本当は麓から歩くとその辺りが良く判るのですが、この歳になると長いアプローチは堪えます。
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     ↑ 以上3枚はベニバナイチゴ

 高山帯では植物は皆矮小化されると言いましたが時には例外もあるようで、
 このベニバナイチゴは里のイチゴの仲間より大きくなって丈は1mを超すのも普通に見られます。
 また花は紅褐色で地味ですが、大きな赤い実を付けます。
 里にはクマイチゴがあり、熊が好みそうですが、このベニバナイチゴの方が好きなのでしょう。
 実際この実を食べている熊に乗鞍では何度か遭遇したことがありました。

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     ↑ 以上2枚はゴゼンタチバナ

 この花も登山者には人気なようで名前を知っている人も多いようです。
 秋には真っ赤な実を付けるのでその印象も深いのでしょう。
 ハイマツの影に隠れるように見られるところは控え目さを感じる花です。

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     ↑ 以上2枚はミヤマクロスゲです。

 ミヤマクロスゲは前に紹介したミヤマホタルイ同様の単子葉植物で花でも咲いていないと雑草?と思われます。
 スゲの仲間でパイオニア植物としては強い方で、少し湿ったような場所でも群落を作ります。
 高山チョウの中にベニヒカゲとかクモマベニヒカゲが居ますが、彼らの幼虫時代の食べ物はこれらのスゲ類です。
 もちろん乗鞍にはその両種のチョウも生息しています。
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by sikisai03 | 2017-08-20 00:03 | 乗鞍の高山植物 | Comments(6)

 乗鞍の高山植物 14

 ミヤマセンキュウ ミヤマコウゾリナ チシマギキョウ

 高山植物は背丈が低いので写真を撮るのもなかなか大変です。
 立ったままでは上からのアングルしか写せないので、しゃがんだり時には寝そべったりしないと花の持つ表情の表現は難しいものです。
 そんな訳で私のデジカメは可変モニターの付いたのを使っています。
 それでも立ったり屈んだりの運動は突き出た腹が邪魔になって空気の薄い高山では特に苦しいものです。
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     ↑ 以上3枚はミヤマセンキュウ

 以前にセリ科のミヤマゼンコなど3種類を紹介しましたが、このミヤマセンキュウも同じ仲間で、
 花も良く似ており見間違うこともある用です。
 でもやはり葉の形が平べったくてシャクのようなので他とは区別出来ます。
 このミヤマセンキュウは畳平周辺より桔梗ヶ原やそれより標高の低い所に多く見られます。

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     ↑ 以上3枚はミヤマコウゾリナ

 一見、小さなタンポポ?と勘違いしそうなミヤマコウゾリナ。
 ガクが黒っぽいのが特徴で、蕾や茎には細かな棘があります。
 乗鞍では所々に見られますが、全体的にはあまり多い植物ではありません。

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     ↑ 以上3枚はチシマギキョウです。

 一番最初にイワギキョウを紹介しましたが、その時に後日・・・と言っていたチシマギキョウです。
 同じような紫の花でラッパ状に開いた花弁はイワギキョウに良く似ています。
 ただ全体にそれより大きいのと色も薄く、花弁の縁には細かな毛があることで区別出来ます。
 また図鑑などでは上向きに咲くのがイワギキョウで横向きに咲くのがチシマギキョウと記されていることもありますが、
 これは例外も多いので正しい見分け方とは言えません。
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by sikisai03 | 2017-08-19 00:03 | 乗鞍の高山植物 | Comments(8)

 乗鞍の高山植物 13

 シナノオトギリソウ  ネバリノギラン ミヤマタンポポ

 今回も3種の紹介ですが、これらの花はあまり歩かないでも見られるものばかりです。
 でもこれが高山植物!と言うようなインパクトはありません。
 しかし立派な高山植物の一員たちなのですよ。
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     ↑ 以上3枚はシナノオトギリソウ

 オトギリソウの仲間はいくつかありますが今回のものはシナノオトギリソウです。
 時期的に花の時期は終わりかけていて条件の良い株を探すのに梃子摺りました。
 畳平のバスターミナルからお花畑に降りる途中や、鶴ヶ池畔の白雲荘周辺などによく見られます。

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     ↑ 以上3枚はネバリノギラン

 花が咲いていないとショウジョウバカマ?と思われるようなロゼット状に拡がる葉っぱが特徴です。
 画像からは花ではなく実のように見えますがこれでも花なのです。
 摘んでみると名の如く粘りがあることが確認出来ますよ。

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     ↑ 以上3枚はミヤマタンポポ

 ご存知、春早くに身近に咲く日本タンポポの高山型です。
 タンポポと言えば最近は外来種のセイヨウタンポポが問題となっていますが、乗鞍岳も例外ではありません。
 車のタイヤなどに付いて登って来た種が根を下ろしたと言われ、数年前までは在来のミヤマタンポポを脅かす存在となっていました。
 しかしセイヨウタンポポが駆除されるようになってからは勢いが増して来たように思えます。
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by sikisai03 | 2017-08-17 00:03 | 乗鞍の高山植物 | Comments(12)

 乗鞍の高山植物 12

 シラネニンジン ハクサンボウフウ ミヤマゼンコ

 先日良く似た黄色い花の3種を紹介しましたが、今回も同じように同定泣かせの3種です。
 いずれもせり科で細かな集合体の花なので、花だけ見ていると皆同じに見えてしまいます。
 これは里ではシシウドやアマニュウなどと同じ仲間なのですが、高山帯ではそんなに大きく育ちません。
 いずれも里に比べると矮小型の植物です。
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     ↑ 以上4枚はシラネニンジン

 草丈が10~20cmとこの仲間では一番小型です。
 他の2種との区別点の一つは名の如く人参のような葉っぱで、細かな切れ込みがたくさんあります。
 気を付けて探せば乗鞍の高山帯の何処にでもあるのですが、特に畳平のお花畑には点々と確認出来ます。

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     ↑ 以上3枚はハクサンボウフウ

 シラネニンジンに次いで小さく次に出てくるミヤマゼンコよりやや小さめと言ったところです。
 花は饅頭型に盛るのではなく漏斗型でミヤマゼンコより花弁の色が白っぽく感じされます。
 一ヶ所に群生することが多い植物でもあります。
 
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     ↑ 以上3枚はミヤマゼンコです。

 乗鞍のあちこちに普通に見られる花です。
 前2種との大きな違いは大きいことも然ることながら、茎の色が多少赤ぶんで見えることです。
 このミヤマゼンコにはたくさんの昆虫が蜜を求めていることが多く、ハナアブを中心にハエやハチ、
 またピドニアと呼ばれる小型のカミキリムシまでさまざまです。
 天気が良い日には特に多く集まるので詳しく観察されるのもお勧めです。
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by sikisai03 | 2017-08-16 00:03 | 乗鞍の高山植物 | Comments(16)