カテゴリ:山菜と木の実( 24 )

 今年の芝栗は・・・

 山の芝栗はたくさん実を付ける「生り年」と不作の「裏年」があります。
 昔はほぼ一年置きに生り年が来たように思いますが最近は二年連続不作の年と言うこともあります。
 天候次第でのサイクルなのかどうかは詳しくは分りませんが、
 豊作が続くことも無いので色々な条件が重なることが必要なのでしょう。
 ケルクス類(ブナやナラの仲間)の休眠芽を見ると大きく膨らむ年と芽が発達しないまま冬を越す年があります。
 あくまで推測ですがそんなことも影響しているのではないかと思われるのですが・・・
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by sikisai03 | 2016-09-09 00:03 | 山菜と木の実 | Comments(16)

 ツワブキを食す

 山の蕗は山菜として食べられることは広く知られていますが、海辺に自生するツワブキはご存じない方が多いようです。
 しかし山菜の本などには「食べられる」とあります。
 でも調べてみると旬はやはり春で葉や茎が柔らかいうちとのこと、もう7月なので硬くて食べられないかも?
 と思いましたが、そこは挑戦と言うことで試しに少し採らせて頂きました。
 山の蕗に比べてやはり茎は硬いのですが、同じように茹でて皮を剥いて煮たところ結構柔らかくて美味しくて、
 新しい発見となりました。
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    ↑ さっと茹でて水に晒すのを3回ほど繰り返すとアクも随分抜けます。

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    ↑ 油で炒めて調味料を加え煮〆て行きます。

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    ↑ 見た目は普通の蕗と変わりませんね。
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by sikisai03 | 2016-07-10 00:03 | 山菜と木の実 | Comments(10)

 山蕗

 蕗は山菜の中でも一番遅くに旬を迎えます。
 これを採る頃は山菜シーズンも終わり掛けで少し寂しく感じます。
 もっともふきのとうの発生は早く、次いで芽吹いたまだ小さな蕗を葉っぱごと佃煮風に炊くこともあるので、
 早くから利用は出来ますが、私が採るのは太く長く育ってからなのでちょうど今頃になります。
 山奥の沢伝いに入るとあちこちに群落があり、なるべく太いようなのを選んで引いて来ます。
 よく日当たりの良い道端で採っている人を見掛けますが、そのような場所は短くて硬いのですが、採る人の勝手ですね。
 反面、日陰の湿った所にある物の方が瑞々しくて柔らかいものです。
 採って来た蕗は適当な時間茹でて皮を剥き、水に晒すだけでアクが抜け、その後は切って煮物にするだけ。
 私は身欠きにしんと煮たのが好きで、やはりこれもシーズンに一度は食べないと季節が感じられないほどです。
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by sikisai03 | 2016-06-21 00:03 | 山菜と木の実 | Comments(12)

 ヘビイチゴ

 イチゴの仲間も色々あり木に成る物はキイチゴと一括りにされますが、草に成る物はそれぞれの名前があります。
 もっともイチゴは元々木に成る物とされ、その証拠に野菜ではなく果物(フルーツ)ですね。
 さてその中でもいかにも毒々しい名前のものがこのヘビイチゴです。
 ヘビの名の付くものはもう一つあって、それはシロバナヘビイチゴと言います。
 シロバナヘビイチゴの方は美味しいイチゴであることを以前のブログで紹介しましたが、
 ヘビイチゴに関しては今回が初めてです。
 ヘビイチゴも一応毒では無いのですが若干の酸味がある他甘味はほとんど感じられません。
 要は美味しくなくて食べないイチゴなので 「ヘビにでもやってくれ」 と言うことで付けられた名前なのでしょう。
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by sikisai03 | 2016-06-10 00:03 | 山菜と木の実 | Comments(6)

 山のアスパラ (オオナルコユリ)

 山菜の王者と言えば良くタラノメと答えられる人が多いようです。
 アクが少なく天ぷらにすれば絶品と言うことからでしょう。
 私はタラノメより美味しいと思うのがいくつかあるのですが、このオオナルコユリも上位なのでさしずめ山菜のクイーンと言ったところでしょう。
 食べるのは長く伸びた茎で茹でてシンプルにマヨネーズで食べるのが一番です。
 最後の写真のようにして出して何も言わなければ「アスパラ?」と思う人が多いですから、
 食感や味の説明は不要ですね。
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by sikisai03 | 2016-05-26 00:03 | 山菜と木の実 | Comments(10)

 ウドを塩漬けに・・・

 先日山菜教室の時はウドとわらびが丁度良い時期に当たりたくさん採ることが出来ました。 
 ウドはキンピラや煮物にしても美味しいのですが私は特に味噌漬けが好きて良く作ります。
 一般的な作り方としては先ず塩漬けして置いてその後で塩抜きして改めて味噌で漬け直す方法ですので、
 今回はそれに則ってやってみることにします。
 昔はウドやわらびの塩漬けと言えば大きな樽に並べて塩を振って重石をするやり方でしたが、
 最近は飽和食塩水を作ってペットボトルに入れそれに浸す方法です。
 これで何時でも塩を抜いて使えると言う訳です。 
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by sikisai03 | 2016-05-23 00:03 | 山菜と木の実 | Comments(8)

 ソバナ(アマナ)

 時々季節になると紹介しているソバナはツリガネニンジンのような花が咲くのでご存知の方も多いと思います。
 今回山菜として取り上げましたが、あまり一般的ではなくこれもマイナーな部類に入ります。
 と言うのは決して癖があったり不味いと言うことではなく、知らない人が多いだけで逆に温和な旨さを感じる山菜なのです。
 飛騨では別名を「アマナ」と言うほどで、香りには甘さを感じる成分もあるようです。
 似た物に著しい毒草はありませんが、茎を折ると3枚目の写真のように白い乳状の液が出るのでそれで判別すると良いでしょう。
 今回は炒め煮にしました。
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by sikisai03 | 2016-05-21 00:03 | 山菜と木の実 | Comments(6)

 ネマガリダケ

 ちょうどヤマフジが咲き揃う頃、飛騨の北部の雪深い山奥ではネマガリタケのタケノコがたくさん出ます。
 最初の写真のような背丈を被るほどのチシマザサの藪を掻き分けて探すネマガリタケのタケノコ採りは大変です。
 中腰で移動するので疲れも半端ではありません。
 それでも好きな人はこの時期が来るのを待ちに待って、まだ出初めの頃から競争で山に入るのです。
 茹でて皮を剥いてから色々な料理にしますが皮のまま焼いて味噌を付けて食べるのも乙なものです。  
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More 採って来たタケノコは・・・
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by sikisai03 | 2016-05-18 00:03 | 山菜と木の実 | Comments(8)

 山わさび

 飛騨は山紫水明と言われるように水が清浄です。
 山奥の源流域ではミネラルをたっぷり含んだ清水が湧き出て、それを好む山わさびも珍しくはありません。
 栽培物の本わさびも元はこの自然のわさびなのです。
 最近はヨーロッパ原産のわさびが加工されてチューブのわさびで売られていますが、
 まろやかな甘みのある辛さはやはり日本産の天然物が勝ります。
 根っこは秋から花が咲くまでが辛いのでそろそろ終わりか・・・というところですが、
 代わりに新芽はお浸しにすると独特の「ツ~ン」とした辛味を味わうことが出来て美味しいですね。 
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by sikisai03 | 2016-05-10 00:03 | 山菜と木の実 | Comments(12)

 ハンゴンソウ

 飛騨では今が一番の山菜の時期と言えます。
 今日はその中でも少しだけマイナーな山菜の紹介です。
 以前は見向きもされなかったハンゴンソウですが最近では静かなブームを呼んでいると言えましょう。
 モミジガサ同様に濃厚な旨味があり天ぷらはもちろん葉っぱの煮〆や茎のお浸しなど用途はたくさんあります。
 それにまだハンゴンソウは山菜採りの競争相手も少なく、一か所に群生するので採取も楽です。
 昔は飛騨ではこんてつ(コシアブラ)を食べる人もほとんど居なかったのに、最近は好んで食べる人が増えました。
 このハンゴンソウも今後は脚光を浴びて来ると私は予想しています。
 今回は昨年の秋に採って来て塩漬けにしておいたウラベニホテイシメジと炊き合わせてみました。
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by sikisai03 | 2016-05-08 00:03 | 山菜と木の実 | Comments(10)