カテゴリ:自然の仲間たち( 29 )

 似た蝶 (サカハチチョウとイチモンジチョウ)

 同じタテハチョウ科のサカハチチョウとイチモンジチョウはどちらも黒地に白い紋で良く似た模様なので、
 慣れないと同じ蝶と思われる方も多いかと存じます。
 でもハチ(8)とイチ(1)・・・何となくこじつけたような名前ですが、サカハチチョウは白帯は八の字を逆さにしたようだから、
 イチモンジチョウは白帯が一本なところ、でも大まかには同じ模様なのに・・・
 しかしイチモンジチョウにはもっと良く似たアサマイチモンジと言う蝶も居ます。
 それはもう専門家で無かったら同定は不可能なほど似ています。
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    ↑ サカハチチョウ (上2枚)

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    ↑ イチモンジチョウ (上2枚)
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by sikisai03 | 2015-10-20 00:03 | 自然の仲間たち | Comments(4)

 アカタテハ

 アカタテハの幼虫は雑草のアカソやヤブマオ、カラムシなどの葉を食べるので人家周辺でもよく見られる蝶です。
 黒地に鮮やかな赤が目立つので思わず「赤タテハ」と名付けられたのでしょう。
 ある意味的を得ていると思います。
 成虫は年に何度か羽化しますが、この時期が最終となりこの蝶の姿のままで越冬します。
 翌年、春先の暖かな日には目覚めてまた飛び出しますよ。
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by sikisai03 | 2015-10-01 00:03 | 自然の仲間たち | Comments(8)

 ツマグロヒョウモン

 大型のヒョウモンチョウの中でツマグロヒョウモンだけは多化性で温かな地方では年に何度か新生の個体が見られます。
 それに山登り?をすることも他のヒョウモンチョウとは違っています。
 登山でひと汗掻いて山頂に到着するとこの蝶が出迎えてくれることが良くあります。
 最近は温暖化で分布域を北に広げ、寒冷地でも珍しく無くなっていますから結構目にされる方も多いかと思います。
 この個体は雄ですが雌は名の通り前翅の先が黒く、それはマダラチョウの仲間に擬態していると言われています。 
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by sikisai03 | 2015-09-11 00:03 | 自然の仲間たち | Comments(4)

 キマダラセセリ

 セセリチョウの仲間は目立たない地味な模様のものが多いですが、まだこのキマダラセセリは少しはマシな色合いです。
 これに似た配色のセセリチョウはコキマダラセセリやヒメキマダラセセリ、スジグロチャバネセセリ、ヘリグロチャバネセセリなど、
 種類が多いのでこうして止まっていても見間違えることもしばしばです。
 飛び方は素早く弾丸のように直線状に飛ぶため、飛んでいる時は蜂か蠅にしか見られないこともあります。
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by sikisai03 | 2015-09-04 00:03 | 自然の仲間たち | Comments(0)

 ムラサキシジミ

 蝶や蛾の翅の模様は裏と表でまったく違う種も多いですが、このムラサキシジミもその一つです。
 裏面は一様に茶褐色で模様らしい模様も無く地味ですが、表は黒に縁取られた青色が美しく輝いて見えます。
 日中はなかなか翅を開いてくれないのですが、午前中の早い時間は太陽の光を浴びるため開いて止まることが多く、
 その時がシャッターチャンスです。
 幼虫は樫や小楢の葉を食べて育つ里山の蝶でどちらかと言えば暖地性の蝶です。
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by sikisai03 | 2015-08-31 00:03 | 自然の仲間たち | Comments(0)

 ヨコワサルオガセ

 高標高の樹林帯ではフワフワとした毛束のような苔のようなものを見ることがあります。
 それはサルオガセと言う名の地衣類で、長くなるナガサルオガセでは2mにもなります。
 以前乗鞍岳へバスで登った際に森林限界近くでアナウンスがあり、「サルオガセが樹木に寄生して樹木が枯れるのです」という説明がありましたが、
 サルオガセは樹木からは栄養分を摂ることなく、水分と光合成だけで成長するので枯らすことは無いと思います。

 水分と太陽光しか必要としないのがまるで仙人のようだと言うことで、山伏が好んで食す「山伏食」としても知られており、
 採取したサルオガセを塩をひとつまみ加えて熱湯で茹で、胡麻味噌や酢味噌で和えて食べます。
 私は高山帯に生えるマキバエイランタイと言う地衣植物は食べたことがありますが、
 サルオガセは未経験ですので分かりませんが特別際立った味は無いと言うことです。
 それでも酒の肴にはピッタリと言う感想もありましたので試してみられてはいかがでしょう。
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by sikisai03 | 2015-08-30 00:03 | 自然の仲間たち | Comments(0)

 Japanese Beetle

 一世を風靡したイギリスのロックバンドの”The Beetles”はおかっぱ頭がカブトムシのようだと言うことでそう名付けられたらしいです。
 そのためか、またドイツのワーゲン社の車がカブトムシに似ているからか、Beetle=カブトムシが当たり前のように思えますが、
 実はBeetleとはカブトムシと決まったものでは無く (※)甲虫全体の総称だとか。
 (※ 甲虫とは翅の硬いクワガタやカブトムシ、コガネムシ、オサムシなどのこと)

 今回の写真の昆虫はマメコガネと言う甲虫の一種で、日本では豆の害虫として知られています。
 害虫と言えば外来のアメリカシロヒトリが思い浮かびますが、名の通りアメリカ大陸から侵入した蛾の一種です。
 そのお返しにと言ったかどうか解りませんが、このマメコガネはアメリカへ逆に輸出されてしまいました。
 穀物王国のアメリカでは当然歓迎されることは無く「Japanese Beetle」と呼んで嫌われています。
 日本では急に大発生することなく細々と世代を繰り返しているのですが、アメリカでは天敵が居なかったのでしょう。
 今も尚大発生を繰り返して作物に被害を与えているとか・・・

 マメコガネの好きなものはマメ科ばかりで無くヤマブドウの葉もご覧のようにレースになっていました。
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by sikisai03 | 2015-08-26 00:03 | 自然の仲間たち | Comments(0)

 キベリタテハ

 縁取りが黄色いので「キベリタテハ」の名があります。
 幼虫がダケカンバの葉を食べることで普通は標高の高い場所で無ければ見られませんが、 
 越冬後の個体は人里近くでもたまに見られることがあります。
 趣味で蝶の写真を撮り続けている人は多いですがなかなかベストショットが得られない種で、
 写真を撮ろうと近付くととても敏感で人影を察知するや直ぐに飛んで高所へと移ってしまいます。
 上手く撮るコツはなるべく低く構えて近寄ること、
 また驚かし飛び去っても暫くするとまた同じ場所へ戻って来る習性があるので、根気良く待つことです。
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by sikisai03 | 2015-08-24 00:03 | 自然の仲間たち | Comments(0)

 トビ

 猛禽類の一種のトビですが、他の鷲鷹類に比べどこでも見ることが出来る鳥ですね。
 特に海辺の港町などでは数羽が飛んでるのに出遭います。
 カラスと喧嘩をして負けて追われたり少しひょうきんさも感じさせますが、風体は鳥の王者を思わせます。
 これはまだ幼鳥でしょうか、どこか幼さが残る顔をしていました。
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by sikisai03 | 2015-08-19 00:03 | 自然の仲間たち | Comments(0)