カテゴリ:自然の仲間たち( 22 )

 富山の里山にて (テングチョウ)

 この蝶の鼻が細長くなっているのが判るかと思いますが天狗の名はそこから来ています。
 実際はこの鼻に見える部分は口吻を閉まっておく口唇のようなもので、
 特にそれが長いのがこのテングチョウの仲間なのです。
 日本には本種しか生息していませんが、東南アジアなどの近似の種が棲んでいます。
 冬が寒い日本では秋に越冬に入りますが、この蝶が産卵するのは春、そして新しい世代は6月から7月に見
られます。
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by sikisai03 | 2016-04-08 00:03 | 自然の仲間たち | Comments(5)

 冬眠していたキアシナガバチ

 昔、草むらに巣を掛けていたキアシナガバチに刺されたことがありました。
 アシナガバチの仲間に刺されるととても痛いのですが針の太さを見るとそれも納得、
 ミツバチの3倍はあるでしょうか・・・
 そのキアシナガバチが雪の上に落ちていました。
 近くで越冬していたものらしく息を吹きかけたら動いたのでそのまま持って帰りました。
 春まで安全な場所で冬眠させてやります。
 刺されると痛い害虫ですが、そのまま見過ごすのも可哀想かと・・・

 このキアシナガバチは女王蜂なんですね~
 生態は雄蜂や働き蜂は秋遅くに死んでしまいますが女王候補だけが越冬します。
 春になったら人に危害を加えない場所で巣作りして欲しいものと願いつつ・・・
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by sikisai03 | 2016-02-28 00:03 | 自然の仲間たち | Comments(8)

 ツマグロヒョウモン雌の吸蜜

 昔は珍しかったツマグロヒョウモンも最近では温暖化のせいか良く見かけるようになりました。
 皆さんのブログでも時々登場したりしていますよね。
 幼虫はスミレの中でもパンジーを特に好むので人家周辺で見られることも多いですが、
 時には山の頂上など離れた場所でも目にします。
 きっと飛翔力も強いのでしょう。
 この日は翔び疲れてか、長い時間センダングサの花で吸蜜していました。
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More 動画もあります
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by sikisai03 | 2015-10-26 00:03 | 自然の仲間たち | Comments(8)

 似た蝶 (サカハチチョウとイチモンジチョウ)

 同じタテハチョウ科のサカハチチョウとイチモンジチョウはどちらも黒地に白い紋で良く似た模様なので、
 慣れないと同じ蝶と思われる方も多いかと存じます。
 でもハチ(8)とイチ(1)・・・何となくこじつけたような名前ですが、サカハチチョウは白帯は八の字を逆さにしたようだから、
 イチモンジチョウは白帯が一本なところ、でも大まかには同じ模様なのに・・・
 しかしイチモンジチョウにはもっと良く似たアサマイチモンジと言う蝶も居ます。
 それはもう専門家で無かったら同定は不可能なほど似ています。
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    ↑ サカハチチョウ (上2枚)

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    ↑ イチモンジチョウ (上2枚)
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by sikisai03 | 2015-10-20 00:03 | 自然の仲間たち | Comments(4)

 アカタテハ

 アカタテハの幼虫は雑草のアカソやヤブマオ、カラムシなどの葉を食べるので人家周辺でもよく見られる蝶です。
 黒地に鮮やかな赤が目立つので思わず「赤タテハ」と名付けられたのでしょう。
 ある意味的を得ていると思います。
 成虫は年に何度か羽化しますが、この時期が最終となりこの蝶の姿のままで越冬します。
 翌年、春先の暖かな日には目覚めてまた飛び出しますよ。
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by sikisai03 | 2015-10-01 00:03 | 自然の仲間たち | Comments(8)

 ツマグロヒョウモン

 大型のヒョウモンチョウの中でツマグロヒョウモンだけは多化性で温かな地方では年に何度か新生の個体が見られます。
 それに山登り?をすることも他のヒョウモンチョウとは違っています。
 登山でひと汗掻いて山頂に到着するとこの蝶が出迎えてくれることが良くあります。
 最近は温暖化で分布域を北に広げ、寒冷地でも珍しく無くなっていますから結構目にされる方も多いかと思います。
 この個体は雄ですが雌は名の通り前翅の先が黒く、それはマダラチョウの仲間に擬態していると言われています。 
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by sikisai03 | 2015-09-11 00:03 | 自然の仲間たち | Comments(4)

 キマダラセセリ

 セセリチョウの仲間は目立たない地味な模様のものが多いですが、まだこのキマダラセセリは少しはマシな色合いです。
 これに似た配色のセセリチョウはコキマダラセセリやヒメキマダラセセリ、スジグロチャバネセセリ、ヘリグロチャバネセセリなど、
 種類が多いのでこうして止まっていても見間違えることもしばしばです。
 飛び方は素早く弾丸のように直線状に飛ぶため、飛んでいる時は蜂か蠅にしか見られないこともあります。
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by sikisai03 | 2015-09-04 00:03 | 自然の仲間たち | Comments(0)

 ムラサキシジミ

 蝶や蛾の翅の模様は裏と表でまったく違う種も多いですが、このムラサキシジミもその一つです。
 裏面は一様に茶褐色で模様らしい模様も無く地味ですが、表は黒に縁取られた青色が美しく輝いて見えます。
 日中はなかなか翅を開いてくれないのですが、午前中の早い時間は太陽の光を浴びるため開いて止まることが多く、
 その時がシャッターチャンスです。
 幼虫は樫や小楢の葉を食べて育つ里山の蝶でどちらかと言えば暖地性の蝶です。
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by sikisai03 | 2015-08-31 00:03 | 自然の仲間たち | Comments(0)

 ヨコワサルオガセ

 高標高の樹林帯ではフワフワとした毛束のような苔のようなものを見ることがあります。
 それはサルオガセと言う名の地衣類で、長くなるナガサルオガセでは2mにもなります。
 以前乗鞍岳へバスで登った際に森林限界近くでアナウンスがあり、「サルオガセが樹木に寄生して樹木が枯れるのです」という説明がありましたが、
 サルオガセは樹木からは栄養分を摂ることなく、水分と光合成だけで成長するので枯らすことは無いと思います。

 水分と太陽光しか必要としないのがまるで仙人のようだと言うことで、山伏が好んで食す「山伏食」としても知られており、
 採取したサルオガセを塩をひとつまみ加えて熱湯で茹で、胡麻味噌や酢味噌で和えて食べます。
 私は高山帯に生えるマキバエイランタイと言う地衣植物は食べたことがありますが、
 サルオガセは未経験ですので分かりませんが特別際立った味は無いと言うことです。
 それでも酒の肴にはピッタリと言う感想もありましたので試してみられてはいかがでしょう。
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by sikisai03 | 2015-08-30 00:03 | 自然の仲間たち | Comments(0)

 Japanese Beetle

 一世を風靡したイギリスのロックバンドの”The Beetles”はおかっぱ頭がカブトムシのようだと言うことでそう名付けられたらしいです。
 そのためか、またドイツのワーゲン社の車がカブトムシに似ているからか、Beetle=カブトムシが当たり前のように思えますが、
 実はBeetleとはカブトムシと決まったものでは無く (※)甲虫全体の総称だとか。
 (※ 甲虫とは翅の硬いクワガタやカブトムシ、コガネムシ、オサムシなどのこと)

 今回の写真の昆虫はマメコガネと言う甲虫の一種で、日本では豆の害虫として知られています。
 害虫と言えば外来のアメリカシロヒトリが思い浮かびますが、名の通りアメリカ大陸から侵入した蛾の一種です。
 そのお返しにと言ったかどうか解りませんが、このマメコガネはアメリカへ逆に輸出されてしまいました。
 穀物王国のアメリカでは当然歓迎されることは無く「Japanese Beetle」と呼んで嫌われています。
 日本では急に大発生することなく細々と世代を繰り返しているのですが、アメリカでは天敵が居なかったのでしょう。
 今も尚大発生を繰り返して作物に被害を与えているとか・・・

 マメコガネの好きなものはマメ科ばかりで無くヤマブドウの葉もご覧のようにレースになっていました。
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by sikisai03 | 2015-08-26 00:03 | 自然の仲間たち | Comments(0)