カテゴリ:山野草・木の花( 87 )

 フジ

 里山の山肌を彩るフジの花が今年も盛りとなりました。
 大木の樹冠まで絡んで伸びるので樹には迷惑ですが、見ている私たちは見事な花に驚かされます。
 幾つもの薄紫の房が垂れ下がった風景は圧巻ですね。
 さてこのフジの花、山にあるからヤマフジと言うのは間違いで、フジとヤマフジは別物とされていて、
 本州中部から東にはフジが、西にはヤマフジが分布しています。
 見分けは蔓の巻き方と花の房の長さですが、フジの蔓は左巻きで、ヤマフジは房が短く蔓は右巻きなのです。
 大凡、関ヶ原を挟んで植物にもこのような違いがあるのは興味深いですね。
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by sikisai03 | 2016-05-22 00:03 | 山野草・木の花 | Comments(10)

  ヤシャビシャク

 山歩きの途中で鳥の声に誘われて見上げた大木の幹にヤシャビシャクがあるのを見付けました。
 ヤシャビシャクとは本州から九州にかけて分布する落葉低木で、ブナなどの温帯林の老木に着生します。
 高木に着生するので見付け難いこともあり珍しくて少ないとされています。
 残念ながらこれ以上の望遠は利かず近くでは見られませんが、この時期は多分蕾を持っていると思います。
 花の後は形がスグリに似たような実を付けます。
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   ↑ 木の幹から左へ伸びている中央の小さな木がヤシャビシャクです。

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by sikisai03 | 2016-05-19 00:03 | 山野草・木の花 | Comments(8)

 ヤマシャクヤク

 山菜採りの途中の山路の脇でヤマシャクヤクを見付けました。
 まだ蕾なので咲くのは数日先になりますが、きっと真っ白の美しい花を見せてくれるでしょう。
 ヤマシャクヤクは宿根草なので毎年咲くと思いますが、誰かに持ち去られないと良いですね。
 この場所は他にも数本の株がありました。
 きっと育つのに良い環境なのでしょう。
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by sikisai03 | 2016-05-17 00:03 | 山野草・木の花 | Comments(10)

  ムラサキヤシオツツジ

 雪融けて間もない山奥でブナなど早い芽吹きが山肌を彩る頃、ムラサキヤシオツツジが木間にに見られます。
 淡い萌黄色の山々ではこのピンクの花が良いコントラストとなって山歩きの疲れの慰めとなってくれます。 
 山では強い紫外線せいか特に鮮やかに見えるものです。
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by sikisai03 | 2016-05-15 00:03 | 山野草・木の花 | Comments(10)

 オオヤマザクラ

 町中のソメイヨシノザクラや八重桜が終わる頃、山間部の標高の高い所では山桜が見頃を迎えます。
 ソメイヨシノよりピンクが色濃く、新緑の山肌に艶めかしい風景を醸し出す様子は一時山が明るくなったような気がします。
 その山桜の中で一際花も大きなオオヤマザクラは存在感もありますね。
 花の開花と同時に葉が出るのが山桜系の特徴です。
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by sikisai03 | 2016-05-13 00:03 | 山野草・木の花 | Comments(4)

 オオイワカガミ

 高山植物にコイワカガミと言うのがあって名も知られていますが、今回はその低地型のオオイワカガミです。
 全体の大きさは大袈裟に言えばヒマラヤユキノシタを一回り小さくした位で結構大きなものです。
 でも花弁はコイワカガミにそっくりなので同類のものと納得出来ます。
 雪の多い地方の里山では珍しく無くて普通に見られます。
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by sikisai03 | 2016-05-06 00:03 | 山野草・木の花 | Comments(4)

 ザゼンソウ

 ザゼンソウは達磨が座禅を組んでいる姿に花が似ていることから付けられた名前です。
 ずんぐりとした形と頭巾が上に靡いたようで確かに達磨に見えますね。
 色が白いとミズバショウのようですが、この色だと地味で人気もあまり無いようです。
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by sikisai03 | 2016-05-03 00:03 | 山野草・木の花 | Comments(6)

 別嬪さんのタムシバ

 タムシバと言うと純白の花弁が当たり前でそのイメージしか無いのですが、
 今回出会ったのはピンクの口紅でも縫ったような別嬪さんでした。
 もう少し色が濃いとシデコブシのようですが、花弁の数からしてもタムシバです。
 近くを探してみましたが他はすべて真っ白の花でした。
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 ちなみに普通のタムシバはこれです↓。
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by sikisai03 | 2016-04-30 00:03 | 山野草・木の花 | Comments(10)

 スプリングエフェメラル (キクザキイチゲ)

 「○○イチゲ」は別の呼び方では「○○イチリンソウ」とも言います。
 一般にはアズマイチゲとこのキクザキイチゲを指しますが、単にイチリンソウと言う花もあるので紛らわしいですね。
 飛騨ではアズマイチゲもキクザキイチゲも見ることが出来ますが、北部へ行くとダントツでこのキクザキイチゲが多いです。
 しかも白い花と薄紫の花があり、その色調も微妙に違いがあり興味深いです。
 これらの花も夏には枯れて跡形もなく消えてしまいます。
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by sikisai03 | 2016-04-28 00:03 | 山野草・木の花 | Comments(4)

 スプリングエフェメラル (ヤマエンゴサク)

 エンゴサクの仲間は日本に数種があります。
 花の形を良く見ると複雑な造形で可愛い感じがする花ですが、どちらかと言うと地味なグループです。
 花を見るとシソ科かな?思われる方も多いかと思いますが、これはケシ科なのです。
 あのムラサキケマンやキケマンと同じ仲間で、いずれも早春の時期しか見られません。
 蝶の中にウスバシロチョウと言うアゲハの一種が居ますが、その幼虫が好んで食べるのがムラサキケマンやエンゴサクの仲間です。
 ケシ科には毒のある種が多いのですが、ウスバシロチョウはその毒で死ぬことは無く、
 逆に体内に蓄積することで外敵に食べられ無いようにしています。
 話がそれましたが、こんな小さな花にも目を停めて見たいですね。
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by sikisai03 | 2016-04-27 00:03 | 山野草・木の花 | Comments(6)