ミヤマセンキュウ ミヤマコウゾリナ チシマギキョウ
高山植物は背丈が低いので写真を撮るのもなかなか大変です。 立ったままでは上からのアングルしか写せないので、しゃがんだり時には寝そべったりしないと花の持つ表情の表現は難しいものです。 そんな訳で私のデジカメは可変モニターの付いたのを使っています。 それでも立ったり屈んだりの運動は突き出た腹が邪魔になって空気の薄い高山では特に苦しいものです。 ↑ 以上3枚はミヤマセンキュウ 以前にセリ科のミヤマゼンコなど3種類を紹介しましたが、このミヤマセンキュウも同じ仲間で、 花も良く似ており見間違うこともある用です。 でもやはり葉の形が平べったくてシャクのようなので他とは区別出来ます。 このミヤマセンキュウは畳平周辺より桔梗ヶ原やそれより標高の低い所に多く見られます。 ↑ 以上3枚はミヤマコウゾリナ 一見、小さなタンポポ?と勘違いしそうなミヤマコウゾリナ。 ガクが黒っぽいのが特徴で、蕾や茎には細かな棘があります。 乗鞍では所々に見られますが、全体的にはあまり多い植物ではありません。 ↑ 以上3枚はチシマギキョウです。 一番最初にイワギキョウを紹介しましたが、その時に後日・・・と言っていたチシマギキョウです。 同じような紫の花でラッパ状に開いた花弁はイワギキョウに良く似ています。 ただ全体にそれより大きいのと色も薄く、花弁の縁には細かな毛があることで区別出来ます。 また図鑑などでは上向きに咲くのがイワギキョウで横向きに咲くのがチシマギキョウと記されていることもありますが、 これは例外も多いので正しい見分け方とは言えません。
by sikisai03
| 2017-08-19 00:03
| 乗鞍の高山植物
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