かって撒き

 以前のブログでも一度乗せたことがある「かって撒き」はこの時期の飛騨の風物詩です。
 寒さと積雪によって畑は全く露地栽培が出来ない土地柄なので、どれだけでも早く雪を溶かして農作業を始めたいと言うことから、
 3月に入ると雪の上に籾殻を焼いた炭を撒きます。
 こうすることによって黒色は太陽の光や熱を吸収するので他より早く雪が溶ける訳です。
 昔からの知恵によって伝承されているのですね~
 かって撒きは畑ばかりではなく家の周りの早く雪を溶かせたい所にも撒きます。
 ちなみに「かって」とは「硬い」と言う意味のようで、飛騨では積もった雪の面が雨などで溶けた後更に凍って硬くなり、
 その上を歩くことを「かって乗る」とも言います。
 検索してもなかなか出て来ない言葉です。
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by sikisai03 | 2017-03-08 00:03 | 飛騨からのあれこれ | Comments(8)
Commented by youshow882hh at 2017-03-08 00:50
こんばんは。ゆーしょーです。
和歌山でも田舎へ行けば、黒く焼いた籾殻(和歌山では、チョウヘイと言います)を
田んぼへ撒いているところがあります。
なぜかと思ってましたら、太陽の光を吸収するのですね。
それにカリ肥料にもなりますよね。
Commented by sikisai03 at 2017-03-08 05:05
ゆーしょーさん、おはようございます。
コメント有難うございました。
晩秋に田んぼで籾殻を焼く風景は良く見られますね。
確かゆーしょーさんのブログでもそんな写真があったかと思います。
雪の無い地方では肥料代わりに撒きますが飛騨では雪を溶かすのと一石二鳥です。
Commented by ねずまま at 2017-03-08 14:46 x
灰をまくのを かって撒き。。というのは
知りませんでした。3月になって 硬くしまった雪を
かってこ。。。というのは 使っていましたが
語源が 硬いから来ているのは 初めて知りました。
我が家近辺の ホウレンソウのハウスも 灰がまかれています。農家の人達も いよいよ仕事開始ですね。
Commented by Hsrolayqq at 2017-03-08 16:39
こんにちわ
まだまだ雪がありますね。みんな溶けて畑ができるのはいつごろかしら?雪を溶かす知恵ですか‽私のところではやることもないし(雪がないです)。。今頃は菜の花をトラクターで刈っています。田んぼの用意です。

ブログのアドバイスありがとうございました。
今後の参考にします。
Commented by sikisai03 at 2017-03-08 17:13
ねずままさん、こんばんは。
コメント有難うございました。
昨年は雪が少なく農作業も早くに着手出来た様ですが、
今年はまだまだ残雪が多いので農家の人も焦ってるようです。
私の家の近くではかって撒きをしている畑もあちこちに見られます。
雨でも降れば雪溶けも進みますが明日の予報もまた雪ですね。
Commented by sikisai03 at 2017-03-08 17:13
理恵さん、こんばんは。
コメント有難うございました。
そうですね理恵さんの地方では縁の無いことですね。
こちらは冬に雪が積もるので年中農作業は出来ません。
灰を撒くのは早く雪を溶かす一つの知恵なのです。
もう菜の花も終わりなのでしょうね。
こちらでは暖房を入れたハウスの中でようやく収穫となりました。
露地物が出回るのは4月に入ってからです。

Commented by ばんば at 2017-03-08 17:20 x
オッサンがよくこの時期に<カテニ乗る>って言ってたのでなんのこと?と思っていました・・・昨年までは~~
今は自分でも使いますが、面白い言葉ですよね。
Commented by sikisai03 at 2017-03-09 06:22
ばんばさん、おはようございます。
コメント有難うございました。
私たちは子供の頃から使っていましたが、
同じ飛騨人でもその意味が解らない人も多いようですよ。
田舎の方ほど良く使うようです。
考えてみれば町中ではあまり積雪の多い所は残されていませんからね~。
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