花餅

 冬は深く雪に閉ざされる飛騨では色のある花が乏しく、昔は家の中にも飾る花がありませんでした。
 そこでせめてもの慰みと、枝振りの良い灌木の幹を伐って来て餅を千切ってくっ付けた「花餅」を正月には飾る風習が生まれました。
 紅白の餅が基本で、年末近くなるとたくさん店先に並びます。
 毎年決まって皇室に献上する農家もあるほどで、飛騨の花餅として現代に伝えられています。
 冬中飾られた花餅は春に”あられ”として生まれ変わって子供のおやつとなります。
f0290971_11284991.jpg

f0290971_1129437.jpg

f0290971_11291793.jpg

f0290971_11293092.jpg

[PR]
by sikisai03 | 2016-12-17 00:03 | 飛騨からのあれこれ | Comments(12)
Commented by ねずまま at 2016-12-17 08:23 x
餅が落ちない花もち。。。。どんな方法で。。。。
花もちも 進化しているのですね。
それにしても 昔は 我が家の玄関にも
結構 大きな 花餅を飾ったものですが
(自分で 作りました。)
今は 作る気もせず 店売りも お高くて 買う気もせず かといって 花餅が ないと さびしい。
昨年 紙粘土で作ったら 結構様になったので
今年もそれでいこうかと。邪道ですが。
作る気もせずに なりました。
Commented by pikorin77jp at 2016-12-17 13:47
可愛いですね! 義母の部屋にかざってあげたくなります。^^
Commented by sikisai03 at 2016-12-17 17:24
ねずままさん、こんばんは。
花餅の餅は正月も過ぎると乾燥して割れて落ちることがありますね。
それを防ぐための工夫がされたようですね。
商売をされているお宅では大きな花餅を飾ってある所が多いです。
この日も10台も買って行かれた方がありました。
正月のお飾りはその時だけのものなので勿体無い気もしますが、
仰るように無いとまた寂しいものですね。
邪道でもそれが新しい文化になると思いますよ。
Commented by sikisai03 at 2016-12-17 17:24
pikorin77jpさん、こんばんは。
餅をご自分で搗かれるのであれば手作りされるのも良いかも知れません。
赤いのは食紅を入れて色付けします。
きっと良い花餅が出来るでしょう。(^-^)
Commented by ぐり at 2016-12-17 20:45 x
花もちも餅が柔らかすぎるとだれて落ちてしまったり
硬すぎるとうまくくっつかずに乾くと落ちてしまうということもあります
餅のつき加減もなかなかむつかしいです
以前姉のところで道の駅は出していたので
手伝いました
あの木の枝も最近はなかなかいいものがないそうです
でもお正月の風物詩ですよね
Commented by youshow882hh at 2016-12-17 21:26
こんばんは。ゆーしょーです。
飛騨の花餅なのですね。
和歌山には花餅がなく、
私はまだ見たことがないのです。
俳句季語の新年の部に出ています。
Commented by Meri-koenji at 2016-12-17 22:36
1枚目を見て、紅白の梅かと思いました。こういう豊かな発想は地域の特色が出ていて素敵ですね。冬を越したらこども達のおやつになるのも、楽しいです。お餅は冬の保存食だと思っていましたが、目を楽しませてくれる飾りにもなるんですね(^∇^)
Commented by sikisai03 at 2016-12-18 05:22
ぐりさん、おはようございます。
花餅は作ったことが無いので詳しいことは知りませんでした。
なるほど餅を搗く加減で落ちやすくなったりするのですね。
最近枝振りの良い根っこが無いのは春木山をやらなくなったからだと思います。
過ぎの植林地ばかりで椎茸の榾木など伐り出すことも少なくなり、
探すのに四苦八苦されていると聞きました。
Commented by sikisai03 at 2016-12-18 05:22
ゆーしょーさん、おはようございます。
雪国である飛騨では冬に飾る花が無いので苦肉の策ですが、
それが俳句の季語になってるのですね。
確かに冬しか見られないものなので季語になりますね。
Commented by sikisai03 at 2016-12-18 05:23
Meri-koenjiさん、おはようございます。
せめて正月に飾り花を…と言うことから生まれた花餅ですが、
子供には見るより食べる餅でしたね。
「花より団子」はまさにこのことでした。
今は駄菓子も豊富にありますが、昔は菓子など滅多に食べられない時代でしたから・・・(-_-;)
Commented by Hsrolayqq at 2016-12-18 18:10
こんばんわ
花餅ってこちらではあまり見ないです。寒い雪国で冬はお花が少ないから、御餅でつくるんですね。よくわかりました。
こんな理由なら南房総ではいらないわけです。外では露地栽培の菜の花が咲いています。
でもとてもかわいいからほしくなります。
Commented by sikisai03 at 2016-12-18 19:51
理恵さん、こんばんは。
そうでしょうね冬でも花がたくさん咲いている房総では考えられないかも知れませんね。
雪国ならではのもので、飾って楽しんでいます。
もう菜の花ですか?やはり早いですね。
3月になればもうポピーなんかも露地で咲くのでしょうね。
<<  干鱈で作る鱈豆腐  たまにはあわびの酒蒸し >>