ダケカンバで標高を知る

 登山の際に標高の目安となる植物は色々ですが、白樺の林は大体1.000m~m1.500m辺りまでで、
 その上はダケカンバの林になります。
 1.500mで白樺とバトンタッチしてその上森林限界辺りまではダケカンバとなります。
 もちろんダケカンバばかりでは無く針葉樹ではコメツガやオオシラビソ、トウヒなどの針葉樹林帯ともなるのですが・・・
 山登りの途中で白樺が見えて来たら1.000m、ダケカンバが見えるようになれば1.500m辺りと推測して大丈夫です。
 しかし緯度によっても誤差があるので注意が必要です。
 中部山岳では乗鞍岳辺りでは大凡この法則が当て嵌りますよ。
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     ↑ ダケカンバの林 標高1.600m

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     ↑ 左奥に一本だけ白樺が見えます。

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    ↑ ダケカンバの樹皮は捲れやすく脆いです。

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     ↑ 此処の林も白樺が混じっています。 標高1.500m

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     ↑ 両種のツーショット、左が白樺で右はダケカンバです。
       樹肌の色が違うのが判ると思います。
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by sikisai03 | 2015-11-16 00:03 | 山歩き | Comments(14)
Commented by honokanikaorujp at 2015-11-16 00:46
今晩は~
へ~~樹木で標高の目安になるんですね~知らなかった~
でも 木々もやはり自分に合った環境で育つのですから然りですよね
1.2枚目 全部白樺だと思ったら ダケカンバって少しピンクなのですね
皮がボロボロ剝がれてますね 気温が低いからですか?
白樺はその名の通り真っ白ですね~
今日はすっごく勉強になりました。 知ったかぶりして人に話そう~~(笑)
Commented by yassy127 at 2015-11-16 06:37
樹木で標高を知るなんてすごい知恵ですね。
確かに白樺は蒜山でも見ることができます。
大山へ行けばダケカンバが見えるのでしょうね。
樹木の知識を授けていただいてありがとうございます。
ツーショットのお写真はとてもよくわかりました。
Commented by ばんば at 2015-11-16 09:45 x
白樺・・・・子供のころ、皮をめくって遊んだ記憶があるんですが…標高1000m?
山姥といえどもそんな高い所に住んではいないのでどうだったんでしょうかねぇ・・・
遠足とかで?
にしても…そんな標高の高い所に子供が遠足、ってのもおかしいですよねぇ・・
たぶん、ず~~~っと記憶違いのままこの年まで?やですねぇ・・・^^;
Commented by pikorin77jp at 2015-11-16 14:50
これだけ山に詳しいsikisaiさん。山を案内していただきたいくらいです。
とくに きのこのでる頃に。そして この前紹介してくださった 民宿に泊まれて
ご馳走いただけたら最高ですね。
Commented by sikisai03 at 2015-11-16 17:03
李音さん、こんばんは。
標高の目安になる物は他にもありますが、
白樺などは皆さんが良く知っているので説明がしやすいです。
でも植物全てがそうなのかと言いますと全く当て嵌まらないものもあり、
ショウジョウバカマなどは低地から高山帯まで分布します。
棲み分けをしているものとそうでないもの色々ですね。
ダケカンバの皮が捲れるのは成長するに従って古い皮が剥がれる、新陳代謝のようなものです。
でも人為的に剥がしてお手伝いするのは止めましょう (#^^#)
Commented by sikisai03 at 2015-11-16 17:03
yassy127さん、こんばんは。
昔から数多くの人たちが山に登るにつれ身に付けた知恵ですね。
確かに中部山岳辺りの山々では決まったようにその高さで見られます。
大山も標高1300m辺りでダケカンバが生育しているようですね。
大品山山頂(標高1.004m)付近は多いらしいです。
ツーショットは結構見られますから同じ場所で比べて見るとそれぞれの特徴が良く判りますね。
Commented by sikisai03 at 2015-11-16 17:03
ばんばさん、こんばんは。
白樺の木は標高の低い所でも植栽されると生育します。
私が通った学校の庭にも数本ありました。
でも自然の中では低標高に群れている場所は無いと思います。
もっとも北海道は緯度が高いので標高が低い場所でもありますが・・・
カバノキ科の樹肌を捲った経験は私にもあります。
ダケカンバは面白いように剥がれますよ。
Commented by sikisai03 at 2015-11-16 17:03
pikorin77jpさん、こんばんは。
飛騨高山は観光も良いですが山歩きなどの体験も面白いと思います。
キノコ狩りはガイド付きだと色々覚えられて良いですね。
そんなプランも良いかも知れません。
ちょっと遠いですが是非一度お越し下さい。
Commented by ねずまま at 2015-11-16 20:36 x
私も 白樺とだけかんばで 標高の目安にしています。
街の中にある 白樺は 美しくないですね。やっと生きていると。
特に 我が町内にある白樺 気の毒ぐらいに きたなく白さがないです。

緯度で 植生が 変わるというのも 納得です。
以前 カムチャッカへ行ったとき 港の横を通る町の道路の
周辺が ダケカンバの林と 並木  シラカンバは 見当たりませんでした。
標高2000mの山は 日本でいうと 4000mなんだと聞きました。
Commented by Meri-koenji at 2015-11-16 23:00
はー・・・なるほど、白樺しか見たことがなかったです。ダケカンバは樹皮が独特ですね。寒冷地の境で植物も替わるって、sikisaiさんが実体験豊富だからこそ、のご解説ですね(^^)
トウヒって木でしたか!小学生の頃に読んだドイツの童話に「そのトウヒがめじるしで」・・・みたいな記述がありましたが、何のことかわかりませんでした。木だったとは!ありがとうございます!10年経ってわかりました。←10??
Commented by sikisai03 at 2015-11-17 17:03
ねずままさん、こんばんは。
本当に一本だけ植えてある白樺は自然の色では無くくすんでいますね。
子供の頃に美女峠を越えて今の美女高原へ行ったら目も醒めるような樹肌だったことを覚えています。
植物の垂直分布と水平分布は興味がありますね。
桜前線は水平分布の南から北へ・・・それに垂直分布の麓から山頂へと移動しますが、
それと同じようなものなのだと思います。
カムチャッカでは白樺が生息出来る範囲を超えているのですね。
Commented by sikisai03 at 2015-11-17 17:03
Meri-koenjiさん、こんばんは。
飛騨に住んでいて例えば乗鞍岳へバスで登ったり御岳山麓をドライブしたりすると、
この現象を否でも知ることになります。
高山市街地で標高500~600m、近くの峠では1000m前後、
高原では1500m~2000mなのでその場所によって見られる木も違います。
なので生きた勉強が出来る環境なのです。
トウヒってクリスマスツリーに使うモミの木に似た木です。
絵本の挿絵には良い題材ですね。
Commented by Blue Wing Olive at 2015-11-23 08:54 x
なるほど、そういうことなんですね。ダケカンバとシラカバの違いを理解することが出来ました。勉強になります。
Commented by sikisai03 at 2015-11-23 14:21
Blue Wing Oliveさん、こんにちは。
植物の棲み分けって面白いものです。
登山をするとだんだん変わって行くのが判ります。
飛騨はそれを知るにはほんとに良い所ですよね。
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